ガラッ

私がジュースを飲み終わった頃に二人が教室から出て来た。

「りーんー!やっと終わった~」

麻燈が私の腰に抱きついてきた。…少しだけ苦しかった。

「うん、お疲れ様麻燈、那緒軌」

「鈴ちゃん、教えてくれてありがとー!!あんなに書けたの俺、始めてだよ!」

「俺も!」

…それは、良かった!

「「っっっ////……」」

「あれ?二人とも?顔赤いよ?熱は…ないね」

「りりりり鈴!大丈夫だから気にするな」

「お、おう」

大丈夫と言うのなら気にしないでおこう。…にしても、りの数多かったな。

追試も終わった!明日からは夏休みだから朝から倉庫かな?