…ほらね。にしても見事に静まりかえるな。

「今年も、去年同様旅行だ。だが、温泉に行くそうだから、より楽しめるように冬にしたそうだ。それまで旅行はお預けだとよ。HR終わりだ。結果見に行くならさっさとしろ。そしてさっさと帰れ」

「おっしゃー」

「早く行こうぜ!」

本当に騒がしいねこのクラス。

順位を見るために皆で廊下に出た。

…?こっちに走って来てるのは綱かな?

うん、綱だ。どうしたんだろう?

「あっ!弦さん達いた!…あの、俺、寅希と成績で、勝負したんで、急いで順位見に行ったんです…」

ああ、そっか、綱は成績で言うとクラスはAだもんね。

「そ、そしたら…い、一位に、鈴がいたんです!!」

「「…………」」

「クックッ…鈴ちゃんすごいね」

…だからって笑う必要あるか?

でも、四人はフリーズしちゃった。

「綱、私順位見に行くから、四人よろしくね。椋、見に行こう」

「そうだね」

「え…あの、二人とも…」

綱、押し付けてごめん。…おっ着いた。