「り、鈴ちゃん?」

「…おい、お前らいい加減座れ」

「す、すみません」

「別にいいじゃん」

海は元から座ってたけど、麻燈…何時の間に席に戻ったんだ?

「鈴ちゃん何言ってんの?相手松先だよ!」

別に怖くない。それにそんな事どうでもいい。…大雅が略されてる。…さっきは危なかった。素が出た。

大雅は何とも言えない顔をして、教卓に戻った。

「テストの順位は、さっき隣の掲示室に張り出されたから見とけ」

ザワザワ……

結構すぐに静かになるんだな。まぁ、ここのクラスだけだろうけど。

「テスト返却の前に、体育祭の景品の報告だ」

「よっしゃー!」

「今回なんだろな!」

「去年旅行だったよな」

…クラスの皆さん、いつにもまして元気ですね。

ザワザワザワザワ

でも、煩くしてると大雅に怒鳴られる…。

「てめぇらいい加減にその癖なおせ!!こっちはまだ話してんだ!」