ピピピピピ…
ピピピピピ…
ピピピピピ…カチャ

…眠。…大雅がくる前に準備終わらせとかないと。



丁度準備が終わった頃に大雅が来た。

「準備終わってるか?」

「終わってる。ついでに宿題も終わったから、持って帰って!」

ん?固まった?と思ったら、溜め息をつかれた!

「…流石だな」

プリントを大雅の車に運んで乗った。

「…体育祭の時思ったけど、お前地味に体力あるよな」

「え、そ、そう?」

やばいっ調子にのりすぎてた。今後気をつけないと。

会場は沢山の人が来るから、お金がかかる所らしい。

「昼になったら、帰れよ」

「え、何で?」

「夜から、財閥関係の人が来るらしい。勿論お前の両親も来る」

…マジか。それは、やばいな。

「俺も昼になったら帰るから、秋斗達に送るように言われてる」

「分かった。…大雅は夜のやつには出ないの?」

「俺がお偉いさんと上手くお付き合いできると思うか?」

…無理だね。自分が偉いと思ってる人嫌いだもんね。