「うわっ…秋兄!何でこんなところにいるの!?」

秋兄が抱きついてきた。

秋兄は、硅兄の双子の兄ちゃんで秋斗(あきと)っていう名前。

秋兄を引き剥がした後メガネを外した。


「だって、この学校の理事長、硅だから~」

え……。

「ぇぇええええ」

す、すごい…。

「硅兄どこ!?」

私は、キョロキョロする

「さっきから、ここにいるよ…」

「あ、ごめん…。硅兄は、秋兄と違って頭良かったもんね~」
秋兄が慌てて訂正に入った。
「おい!硅の頭がおかしいだけだ。俺も普通に頭良いんだぞ」
「ウソだ~。じゃあ、今なにやってんの?」
秋兄は勝ち誇った様な笑みをうかべて言った。
「俺は今T会社の社長だ!」
そこってメチャクチャバカでかい大企業じゃん…。
「すごいじゃん!秋兄!」
ちょっと…。いや、結構見直した。でも、髪は赤いままなのね。
ついでに言うと、硅兄は水色に近い青髪だ。
コンコン
話が切れたちきに、タイミングよく扉が叩かれた。