*麻燈side*

鈴は俺の頭を優しく撫でてくれた。それに驚いた俺は

「えっ?」

って言葉を発した。

「好きな時に、甘えたい人にちゃんと甘えていいんだから、無理しちゃだめだよ。嫌がる人なんていないからさ」

そう言われた瞬間何かをはき出したくなって、鈴に抱きついた。

ギュウッ

鈴は俺の背中を優しく叩きながら言った。

「私にはいつでも甘えていいからね?」

そう言われてとても泣きたくなって、恥ずかしいけど少し泣いてしまった。

「…うん。ありがとう」

五分くらいそうしてた。…もっと長くも感じた。


鈴は俺から離れて言った。

「私に話して良かったの?これでも女だけど」

「もしかして、女子力なさすぎて女として見なくていいと思われたとか…」

そう呟いた鈴は拗ねてる子供みたいで可愛かった。

これは…好きになるのは仕方ないよな?