「ちょっと暗くなったけど帰る?」

「…この時間は化粧濃い女が多いんだよね…」

麻燈がボソッと独り言のように言った。

あー、そっか1人だったらダメなんだよね。

だからって私が送ると漆黒の件がめんどくさいし…。

そうだっ!

「ねぇ麻燈!私の家に泊まりなよ!」

「えっ?」

「そうと決まったら行こっ!」

グイッ

「えっ、ちょっ」

私は麻燈を引っ張ってマンションに直行した。

「本当にいいの?」

「いいのいいの」

そう言ってエレベーターに乗り込んだ。

「最上階なの?」

「うん…そうなんだけど時間かかるんだ~」

「へ、へ~」