*翌日*
硅兄の言うとうりの格好にしてきたけど…。
にしてもすげぇ…不良校にしてはめっちゃ綺麗だ。
えっと、理事長室はどこだ?
学校が広すぎて迷った…。
それにしても周り男しかいねぇなぁ。
しかも、
「なんで女がいんの」
「最悪地味子じゃん…俺来るなら美形が良かった!」
とか聞こえてくるし、
こっちは好きでこの格好してる訳じゃねぇのに…美形ではないけど。
私は殴りたくなる衝動を何とか抑えた。
その時、目の前に男が現れた。
「君誰?噂の転校生?」
うわ…何この金髪うざっ。
でも、こんな変なのにくちごたえして目をつけられるのも嫌だしなー。
「人に名前を聞くときはまず自分からではありませんか?」
と、丁寧語で言ってみた。
「くくっ、そうだね。俺の名前は、緒鹿 那緒軌(おか なおき)。で、きみは?」
何笑ってんだよ、とは口に出さずにちゃんと答えなきゃおかしいよね。
我慢した私えらい!

