私は今那緒軌に送ってもらって煌琉の倉庫にいる。

那緒軌は私が倉庫に入ったのを確認したらダッシュで幹部室に行っちゃった。

何故か皆一生懸命勉強してた。

幹部室に入っても勉強してるし。…頭打った?

1人寝てる人もいるけど…。
海と椋は勉強を教えてる。2人とも頭良いんだね…。

「でも、何で皆勉強してるの?」

「でもがどこからきたのかわからないけど…明日実力テストだよ?」

ヘーそうなんだー。

「知らなかったの?」

「うん、別に知ってても知らなくてもどっちでもいいし」

「どうして?」

「どっちにしろ勉強しない」

勉強すんのめんどい。

私、頭いいし。

「赤点決定だな」

「何か言った?」

「別に」

「ふぅん」

海って私の事嫌いなくせに喋ってくれるんだよね。私と言うよりも人間全般かな?

「…じゃぁ帰るね」

このままここにいても今日はつまんないだろうしね!

「分かった…弦起きて」

「…ん…」

「別にわざわざ起こさなくても…1人で帰れるからさ」

今まだ明るいしさ。