パァン!


速いなぁ…どうしたんだろ?

紙を引いてからずっと頭の上に‘?’が浮かんでる…。


ウロウロし始めたけど、何かもう迷子の子供見てるみたいで面白い!!


…本当にどうしたんだろ?

よしっ!こっから近いし、助けてあげようじゃないか!

「弦、どうしたの?」

「!いや、誰を連れて行けばいいかわかんなくて…」

誰?弦も人ってこと?

「何引いたの?」

「…これ…」

〈学校で1番強い人〉

…うーん、喧嘩は多分私が1番だよな~。

でもばれたらアウトだからな~。
…自意識過剰か?

私を抜かした生徒の中だったら、弦だろうけど自分自身を連れてきました、ってのもなんだかな…。

…そうだ!

「硅兄連れて行こっ!」
「はっ?…硅兄って誰?」
「いいからいいから」

私達はそのまま硅兄のところに走って行った。

「硅兄!弦とゴールまで走って!」

「いいぞ」

以外とすんなりOKしてくれた。

「硅兄ってまさかっ…!」

本当に誰かわからなかったんだ…。

「うん、理事長の事だよ!」

「おい穉弘梭」
「はい!」