「さっき入った地味子」
海さん、背中に黒いもやが見えます…。
「嘘だろっ」
「見えねーよ!!」
「すつげー美人っっ!」
あーうるせーなぁもぅ
「鈴ちゃん顔に出てるよ…」
あ、しまった。気をつけないと。
「静かにしろっ!!今からこいつに挨拶させる」
挨拶したいわけではないんだが、まぁこの世界のルールだからな。
私は、一歩前に出た。
久しぶりだな~。こういう場所。
…でも、今の立場でこの場所は少し高いな。
「そこら辺ちょっと開けて!」
「「????」」
頭に『?』をうかべながら下っ端君達は場所を開けてくれた。
…素直だな。
「ありがとっ!」
フワッ
ストッ
「「!!!!!!!」」
私は目の前の手すりを飛び降りた。
「ちょっっ…大丈夫!?」
「?大丈夫だよ」
「マ、マジ…」
那緒軌が慌てて聞いてきた。て言うか、そのありえないって顔やめてほしいんだけど。
それにビックリする必要ある?
昔はもう少し高い所から飛び降りてたんだけど…。
「まぁ、でも高さは丁度よくなったかな?」
「「えっ…?」」
「えーとっ、このたび煌姫にさせてもらった瑞縞鈴です。初めて会った知らない奴を守るのは嫌だと思うけど、みんなになんかあったら私がみんなを守るから。これからよろしく!」
そう言って私は笑った。
「「っっっ/////…よろしくお願いします!!!」」
赤い。皆熱かな?まぁどうでもいいか。
「あっ!敬語なし!!名前も呼び捨てで!」
「「分かりまし…」」
ギロッ
「「わ、わかったよ!」」
その答えに満足して、上に戻った。

