「自己紹介しろ」

「瑞縞鈴です。」

ふと教室を見渡すと、さっきの金髪がいた。
うわっ、手を振ってきた…。無視だ無視!

「瑞縞の席は…窓際の一番後ろだ」

最悪!金髪の隣じゃん…。
私が席に着くと金髪が話しかけてきた。

「鈴ちゃんだったよね?さっきぶり~!鈴ちゃん、Sクラスだったんね♪」

関わりたくない…。

でも、答えなかったら面倒だよなー。

「さっきはありがとうございました。えっと…緒鹿さん」

「那緒軌でいいよ♪」

こいつうざい!!

「…いえ、でも」

「那緒軌、止めてやれよ。鈴ちゃんも困ってる」

前の席に座ってるこの赤髪誰!ってかちゃんずけ!?

「あ、俺は河榎弥 海(かわかみ かい)。海でいい」

「あ、はい」

はっ!しまった!つい流されてしまった。

にしても、海ってずっとニコニコしてるなー。でも、嘘っぽい。

「えー!海はいいの?俺のことも名前で呼んで~」

あーもううざい!!

「…分かりました。」

「絶対だからね!」

もう嫌…普通地味子に話しかける?

「HRは終わりだ。授業を5分後に始める」


へ~、大雅英語教えてたんだ。

…暇だな~。大雅には悪いけど、授業も簡単だし?
寝てたらいつの間にか昼休みになっていた。

さて、どこでお昼ご飯を食べようか…?

「りーんちゃんっ一緒に食べよ!」

げっ…。

「私みたいなのと食べるのは、迷惑じゃないですか?」