それだけなのに…。


サラはカーテンを閉めてまた布団にもぐった。
こんな毎日を送るのも今日で3日目だ。

今日も大学へは行かない。だって行きたくない。

今の自分はとてもイラつく。
繊細で、泣き虫で、誰かに少しでも押されたら倒れてしまいそうだ。


ただタカミツと歩いた場所やタカミツと聞いた曲を耳にするだけで泣けてくるんだから。

考えてみればみるほどくだらない男だったのに、別れて良かったっんだって頭ではわかってるのに体がいうことをきかない。