「じゃあ、また来まーす!じゃあね!ユイカちゃん!翔くん!」
「お邪魔しました。」
結局、翔さんとは何も話さず、午後11時30分。
綺麗すぎる家を後にした。
ボーっとする私の体を引き寄せ、すたすたと歩く優子…いや優さん。
すごい凛々しい眉。
そんな横顔を見つめながら、マンションを出た瞬間。
“おりゃっ”という優さんの声。
ぺりっと私のお尻から何かを剥した。
「ゆ…優さん!?」
「やー、ごめんごめん。
しっかりと盗聴器で、さっきの会議中の話を聞く。」
「それ、軽い犯罪ですよ!?」
“あはは、ごめんごめん。”
と天使は笑うけれども、たぶん貴方が汚いハゲ散らかったおっさんだったら。
きっと署へ連行していたと思います。
・
「多分、明日か明後日あたりに結婚式の招待状が来ると思う。」
「え、そんないきなり婚ですか!?」
「うん、かなり翔、疲れた表情で言ってた。
“多分、招待状、明日位に届くと思う。彼女が急いでいてさ。”って。」
“このいきなり婚、前件の結婚詐欺と同じような状態。”
とかなり厄介そうにこめかみを掻いた。
「きっと、如月さん…ジューンブラインドを?」
「そうかもな。
式後に籍を入れるみたいだけど、かなり迅速に行動しないとな。」
沈黙した私たちの間に、6月のジメッとした風が吹いた。
・
***
案の定。優さんが予想していたように結婚式の招待状が配られた。
女性社員は残念そうにしながら、招待状を眺めていたけど、祝福している様子だった。
「これ…なによ…」
「元カノと復縁して、そのままゴールイン!ってやつだろ、きっと。」
招待状を見つめたまま動かない私をカコが肩を揺らす。
「大丈夫…大丈夫だから…」
大丈夫、大丈夫はただの言い聞かせ。
本当は不安でいっぱい。
いきなりすぎる結婚は“6月5日(日)”に行われるようだ。
潤さん…どうしているのだろうか…と思いながら、パゲたスマホを思い出した。
auに帰りがけに寄った。
・
生きていた…。
しかも画面ピカピカの状態のままで…。
生きていた姿には喜んだが…。
やっぱり、二人のことが気になってしょうがなかった。
・
「お邪魔しました。」
結局、翔さんとは何も話さず、午後11時30分。
綺麗すぎる家を後にした。
ボーっとする私の体を引き寄せ、すたすたと歩く優子…いや優さん。
すごい凛々しい眉。
そんな横顔を見つめながら、マンションを出た瞬間。
“おりゃっ”という優さんの声。
ぺりっと私のお尻から何かを剥した。
「ゆ…優さん!?」
「やー、ごめんごめん。
しっかりと盗聴器で、さっきの会議中の話を聞く。」
「それ、軽い犯罪ですよ!?」
“あはは、ごめんごめん。”
と天使は笑うけれども、たぶん貴方が汚いハゲ散らかったおっさんだったら。
きっと署へ連行していたと思います。
・
「多分、明日か明後日あたりに結婚式の招待状が来ると思う。」
「え、そんないきなり婚ですか!?」
「うん、かなり翔、疲れた表情で言ってた。
“多分、招待状、明日位に届くと思う。彼女が急いでいてさ。”って。」
“このいきなり婚、前件の結婚詐欺と同じような状態。”
とかなり厄介そうにこめかみを掻いた。
「きっと、如月さん…ジューンブラインドを?」
「そうかもな。
式後に籍を入れるみたいだけど、かなり迅速に行動しないとな。」
沈黙した私たちの間に、6月のジメッとした風が吹いた。
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案の定。優さんが予想していたように結婚式の招待状が配られた。
女性社員は残念そうにしながら、招待状を眺めていたけど、祝福している様子だった。
「これ…なによ…」
「元カノと復縁して、そのままゴールイン!ってやつだろ、きっと。」
招待状を見つめたまま動かない私をカコが肩を揺らす。
「大丈夫…大丈夫だから…」
大丈夫、大丈夫はただの言い聞かせ。
本当は不安でいっぱい。
いきなりすぎる結婚は“6月5日(日)”に行われるようだ。
潤さん…どうしているのだろうか…と思いながら、パゲたスマホを思い出した。
auに帰りがけに寄った。
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生きていた…。
しかも画面ピカピカの状態のままで…。
生きていた姿には喜んだが…。
やっぱり、二人のことが気になってしょうがなかった。
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