「まーまぁ、マーマレード。
気、悪くしないで飲んじゃいなよ~!月曜夜の孤独な女!」
「それ、もっと気、悪くさせるから!!」
“あら。怒んないでよ~ん。悪み~!”
そう言いながらスナックのママは超甘いカクテルを作ってくれた。
そのカクテルを、口に運ぶ。
練乳仕立てだ。
すんごい甘い、ママだけが黄金比を知っているというこのカクテルはこのお店の看板商品みたいなもので、女性にすごい人気。
月曜日でもまるで金曜日のように人が多いこのお店は、私の常連…といっても過言ではない。
「あぁ、そうそう。
藍つあんに、紹介したい人がいるのー。
お久しブリーフ★
だからねぇ~…ちょっと待っててぇ~。」
今の2丁目事情はかなりきになるところだ。
カクテルと一緒に合わない唐揚げをほおばっていると、そこに背の高いすらっとした人がいた。
あれ、なんか、あったことのある人…。
そして、私の大学時代で裏方に使ってたカツラ…。
「優子です…って…、あっ。」
「え、もしかしてごぶみ系?
ごぶみ系なのねぇ~!!」
ごぶみ~♡
と連呼するママは置いておいて。
今、目の前にいるこの人…。
あぁ、そうだった。
この間まで敵視していた優子さんだ。
・
“じゃあ、お二人でゆっくりー♡”
とブレないキャラクターのママは、別のお客さんのところへ消えた。(言い方。)
カウンター席、となりには綺麗な爪と全く逆のゴツゴツとした指がコップのふちをなぞる優子さん。
…超気まずい。
「あの…私の大事な命(カツラ)をありがとう…」
初めて近くで見たけど、すごく綺麗な顔立ちが整った人だった。
“いえいえ”と私は顔を振った。
「私ね…藍さんの会社から、すごいうれしい話を頂いてて。社長にも気に入られてたから、命(カツラ)がなくなったとき、もう死んでしまおうかなって思ってた。」
バサバサと揺れる長いまつ毛。
これは地毛であろう。
ということは男時代の優子さんはきっと美少年であったことに違いない。
「でも藍さんが、それを救ってくれた…ありがとう…。」
超潤いのある瞳で言われた。
なんか、話が大きくなっているような気もするが、悪い気はしなかった。
「いえ、優子さんがあまりにも綺麗すぎるので、最初は女性の方かと思ってました。」
“わあ、うれしい!”
と超天使な笑みで優子さんは言った。
気、悪くしないで飲んじゃいなよ~!月曜夜の孤独な女!」
「それ、もっと気、悪くさせるから!!」
“あら。怒んないでよ~ん。悪み~!”
そう言いながらスナックのママは超甘いカクテルを作ってくれた。
そのカクテルを、口に運ぶ。
練乳仕立てだ。
すんごい甘い、ママだけが黄金比を知っているというこのカクテルはこのお店の看板商品みたいなもので、女性にすごい人気。
月曜日でもまるで金曜日のように人が多いこのお店は、私の常連…といっても過言ではない。
「あぁ、そうそう。
藍つあんに、紹介したい人がいるのー。
お久しブリーフ★
だからねぇ~…ちょっと待っててぇ~。」
今の2丁目事情はかなりきになるところだ。
カクテルと一緒に合わない唐揚げをほおばっていると、そこに背の高いすらっとした人がいた。
あれ、なんか、あったことのある人…。
そして、私の大学時代で裏方に使ってたカツラ…。
「優子です…って…、あっ。」
「え、もしかしてごぶみ系?
ごぶみ系なのねぇ~!!」
ごぶみ~♡
と連呼するママは置いておいて。
今、目の前にいるこの人…。
あぁ、そうだった。
この間まで敵視していた優子さんだ。
・
“じゃあ、お二人でゆっくりー♡”
とブレないキャラクターのママは、別のお客さんのところへ消えた。(言い方。)
カウンター席、となりには綺麗な爪と全く逆のゴツゴツとした指がコップのふちをなぞる優子さん。
…超気まずい。
「あの…私の大事な命(カツラ)をありがとう…」
初めて近くで見たけど、すごく綺麗な顔立ちが整った人だった。
“いえいえ”と私は顔を振った。
「私ね…藍さんの会社から、すごいうれしい話を頂いてて。社長にも気に入られてたから、命(カツラ)がなくなったとき、もう死んでしまおうかなって思ってた。」
バサバサと揺れる長いまつ毛。
これは地毛であろう。
ということは男時代の優子さんはきっと美少年であったことに違いない。
「でも藍さんが、それを救ってくれた…ありがとう…。」
超潤いのある瞳で言われた。
なんか、話が大きくなっているような気もするが、悪い気はしなかった。
「いえ、優子さんがあまりにも綺麗すぎるので、最初は女性の方かと思ってました。」
“わあ、うれしい!”
と超天使な笑みで優子さんは言った。

