・
荷解きもままならないまま。
チュンチュン。
小鳥の鳴き声で目覚めた翌日。
月曜日、朝。
ベッドライト付近に置いたスマホを手探りで探す。
ん!?
無い!?
「無い無い無いーーー!?
あ、こういう時は!
タラタラタラタラ~♪
ナイナイナイ、恋じゃナイ♪ナイナイナイ、愛じゃナイ♪
ナイナイナイ、そこが危ナイーーー♪
じゃナイ!!」
ふざけてる場合じゃない。
空気が冷えている場合じゃない。
とにかくスマホがない。
・
混乱する頭で見た時計の針。
7時30分、時間よりも早く起きた。
いつもなら35分だ。
あ。思い出した。
「auか。」
やっと落ち着いて気付いた私。
そう、スマホが死んでしまったのだ。
そして、昨日日曜日。英雄auに行ったのか。
そしたら店員さんに、
"復活するか分かりませんが、頑張ります。"
ってなんか怪しげな台詞でスマホちゃんを受け取ったっけ。
だからその怪しげな台詞が怖くて、新しいスマホを購入したんだ。
でも、まだ箱の中。
昨日は設定する暇が無かった。
いや、気力が無かった。暇が無かったというのは言い訳だ。
あの機械に詳しい二宮に設定してもらうか。
やっと状況整理した私は、大好評だった無造作ヘアに。
服はいつものスタイル。
会社員の体裁は、いつまでも守っておきたい。
無造作に巻いた髪。
ナチュラルメイク。
スーツ。
手土産。
バック。
バッグには北海道での会議や視察の時にもらった資料がたくさん入っている。
よし、これでよし。
要チェックをして、なんか久しぶりの玄関のドアを開けた。
・
久しぶりのいつものバス。
久しぶりのいつもの電車。
久しぶりのスタバ・・・。
何もかもが久しぶりすぎて胸が躍った。
久しぶりのキャラメルフラペチーノ。美味し!!
そんなウッキウキの私は浮き浮きしたまま、社員証をいつもの場所に当てると、久しぶりの社内の空気に感動した。
先輩上司にも、"お久しぶりー!"なんて声かけてもらう。
あー、いい会社だ。一生働きたい!なんて一生宣言を自分の心の中で誓った。
・
でも、オフィス内の空気はいつもとは異なっていた。
男性が色めき立っていた。
新しいデスクに座る、なんか美人の人。
その人をちらりちらりと視線を送っていた。
「あぁーー!!藍----!!!」
カコの声で皆が一斉に注目する。
翔さんの席は・・・、
まだいつものように出勤していなかった。
荷解きもままならないまま。
チュンチュン。
小鳥の鳴き声で目覚めた翌日。
月曜日、朝。
ベッドライト付近に置いたスマホを手探りで探す。
ん!?
無い!?
「無い無い無いーーー!?
あ、こういう時は!
タラタラタラタラ~♪
ナイナイナイ、恋じゃナイ♪ナイナイナイ、愛じゃナイ♪
ナイナイナイ、そこが危ナイーーー♪
じゃナイ!!」
ふざけてる場合じゃない。
空気が冷えている場合じゃない。
とにかくスマホがない。
・
混乱する頭で見た時計の針。
7時30分、時間よりも早く起きた。
いつもなら35分だ。
あ。思い出した。
「auか。」
やっと落ち着いて気付いた私。
そう、スマホが死んでしまったのだ。
そして、昨日日曜日。英雄auに行ったのか。
そしたら店員さんに、
"復活するか分かりませんが、頑張ります。"
ってなんか怪しげな台詞でスマホちゃんを受け取ったっけ。
だからその怪しげな台詞が怖くて、新しいスマホを購入したんだ。
でも、まだ箱の中。
昨日は設定する暇が無かった。
いや、気力が無かった。暇が無かったというのは言い訳だ。
あの機械に詳しい二宮に設定してもらうか。
やっと状況整理した私は、大好評だった無造作ヘアに。
服はいつものスタイル。
会社員の体裁は、いつまでも守っておきたい。
無造作に巻いた髪。
ナチュラルメイク。
スーツ。
手土産。
バック。
バッグには北海道での会議や視察の時にもらった資料がたくさん入っている。
よし、これでよし。
要チェックをして、なんか久しぶりの玄関のドアを開けた。
・
久しぶりのいつものバス。
久しぶりのいつもの電車。
久しぶりのスタバ・・・。
何もかもが久しぶりすぎて胸が躍った。
久しぶりのキャラメルフラペチーノ。美味し!!
そんなウッキウキの私は浮き浮きしたまま、社員証をいつもの場所に当てると、久しぶりの社内の空気に感動した。
先輩上司にも、"お久しぶりー!"なんて声かけてもらう。
あー、いい会社だ。一生働きたい!なんて一生宣言を自分の心の中で誓った。
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でも、オフィス内の空気はいつもとは異なっていた。
男性が色めき立っていた。
新しいデスクに座る、なんか美人の人。
その人をちらりちらりと視線を送っていた。
「あぁーー!!藍----!!!」
カコの声で皆が一斉に注目する。
翔さんの席は・・・、
まだいつものように出勤していなかった。

