偽りの日々

違う。
違うわ。
私は、違う……………

私は、頭がいいのではない。
私は所詮偽物。

柚子ちゃんは、私が何も言わなかったので、シーンとした気不味い空気が漂っている。

私達の、カチャカチャとランドセルの音だけが永遠と鳴り続ける。

あっという間に学校へ、教室へと着いた。