偽りの日々

「……………」

「瑠華!返事をなさい!」

「はい。分かりました。」


私は、落ち込みながら自室に戻ろうとした。

私の部屋の隣の、お姉ちゃんの部屋を通りかかった。

「ゔっ!ゔ!」

お姉ちゃんの、すすり泣く声がドア越しに聞こえる。