最後にあなたの唇を





「やっと…っ、会えた…」

「ッ!」



驚く間も無く引き寄せられる私の体。




なんで?


なんで修斗がここにいるの?


なんで私を抱きしめてるの?




そんな疑問がグルグルと回る。


けれどそんな感情とは裏腹に、久し振りに感じる体温に安心している自分もいた。





「沙優…」


再び彼の口から私の名前が溢れる。



「ごめんな」

「…っ、」



そして、謝罪の言葉が告げられた。