独り占めしてもいいですか…?【完】

「三春くん…」





三春くんの目はどこまでも真っ直ぐで、それだけ本気ということもよく伝わってきた。





「ありがとう、三春くん」





正直、三春くんに告白されるなんて考えたこともなかった。


前に冗談で言われた時もあったけど、三春くんのことそういう目で見たことがなかった。





私…こんなにも大切に思われてたんだ。





三春くんの気持ちはすごく嬉しかった。


こんないい人に、こんなに大切に想われて、私は幸せ者だよ。





でも…





「…三春くん、ごめんなさい」





私は頭を深々と下げ、謝ったのだった。





「三春くんの気持ちはすごく嬉しい。でも、その気持ちに応えることは、できないです…」





本当に本当にごめんなさい。


三春くんがせっかく気持ちを伝えてくれたのに…私はそれに応えることが出来ない…っ





私は頭を上げることが出来なかった。