話したいこと?なんだろう?





正直今は、一人でいたいけど…





でも、いつまでもそんな暗いことしてちゃだめだもんね。




「うんっいいよ」


「よかった!俺この後、職員室に用事あるから、ここで待っててもらってもいい?」


「分かったよ」


「ありがとう!じゃ、またあとで!」





そう言って三春くんは駆け足で教室を出て行った。





いつの間にか教室内は私一人だけになっていた。





…やることないし、ちょっと寝ようかな。





そんなことを思い、机に頭を預け眠る体勢をとった。





「あれ…美生?」





その時、聞きたかった私を呼ぶ声が聞こえたのだ。