独り占めしてもいいですか…?【完】

でも、もう千景に嘘はつきたくない…っ





私が好きな人がいるって言ったら、千景はどんな反応するんだろう…?





喜ぶのかな?それとも…





もういっそこのまま、千景のことが好きだと告白してしまおうかとも一瞬思った。





しかし冷静になってよく考えた。





勢いで告白してもどうせ振られるだけだもんね…っ。


私は千景の幼馴染でいなくちゃいけない。





…もう、私の返事は決まってる。





深呼吸をし呼吸を整え、ゆっくりと口を開いた。










「…好きな人はっ、いる…よ?」









聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で呟いた。





恥ずかしすぎて顔は真っ赤に染めあがり、瞳は少し潤んでいた。