独り占めしてもいいですか…?【完】

焦る私をみて三春くんは面白そうに笑っていた。





「ははっほんと美生ちゃんって見てて飽きないや」





三春くんにからかわれたと軽くへこんでいると、続けて口を開いた。





「さっきの言葉、嘘じゃないからね?」





そう言って真剣な瞳で私のことを見つめた。





「三春くん…」





「さて、そろそろ戻ろっか。みんな心配してるんじゃない?」





そう言われ時計を確認すると、もうすぐお昼休みが終わろうとしていた。





「あっほんとだ!私まだ、お昼ご飯も食べてないのにっ」





「まだ今なら食べる時間あるよ。教室まで送ってくよ」





そうして私たちは一緒に空き教室を出て、廊下を歩いた。