独り占めしてもいいですか…?【完】

「何か進展あったら教えてね?」


「う、うん」





頷いた私は苦笑いを浮かべた。





「そういえば、千景くんはどこに行ったの?」


「さっき星くんのとこに行ってくるって言って、教室出てったよ」





千景と星くんなんやかんやですごく仲いいもんね。





「ふーん、そっか。星も千景くんみたいにもうちょっとマシになってくれたらな~」


「ふふっマシって。はるちゃんも星くんと仲いいじゃん」





二人でよく言い合いになっているイメージが強いけど。


それで結局勝つのはいつもはるちゃんだもんね。





「ちょ、やめてよ美生。あいつはただの友達だからね?」


「そう?」


「そうだよ~変な勘違いするのはやめなさい」





そう言ってはるちゃんは私のおでこに優しくデコピンをした。





「私のことはいいから美生は自分のことどうにかしなさいよ」


「え~私はいいよ」





こうしていつも通りの楽しいお昼休みを過ごしていると、私たちのもとへ知らない女の子がやってきた。





「えっと?」





何か怒っていらっしゃる…?

女の子は眉間にしわを寄せ、私とはるちゃんを見下ろしていた。