独り占めしてもいいですか…?【完】

三春くんがそう言ってくれると、なんだか少し勇気づけられた気がした。





最初はいきなり呼び出されて少し怖かったけど、話してみるとすごくいい人で、先輩だけど話しやすくて、いつの間にかすっかり打ち解けていた。





人見知りの私にしては、こんなにもすぐ誰かと仲良くなることなんて初めてだった。





三春くんって身長も高いし、見た目もかっこいいし、きっとモテモテなんだろうな。





ふと、そんなことを思っていた。





「三春くんっありがとね。ちょっと元気でた」





私は笑顔でお礼を言うと、隣を歩く三春くんを見上げた。





「…俺も美生ちゃんにそんな風に思われたらいいな」





「へ?」





三春くんは舌をペロッと出し、小悪魔のような笑みを浮かべていた。