独り占めしてもいいですか…?【完】

いっ、今なんて…





まさに開いた口が塞がらないといった状況だった。





「その男の子って王子…だよね?」





「…っ!」





そして顔から火が出そうな勢いだった。





嘘でしょ…

まさかこの写真を誰かに見られることになるなんて…





顔が真っ赤になっているのは、鏡を見なくても分かった。










私の生徒手帳には、千景の写真が入っている。





私の大好きな笑顔の千景の写真。





このことははるちゃんでさえ、知らなかったのに…!





まさかこんな秘密を誰かに知られてしまうなんて…

はぁ…穴があったら入りたいよ…