今は午前7時普通の人なら寝坊って時間じゃないかもしれないけど私にとっては大寝坊なのだ。

｢いや夕桜様、夕桜は昨日ご自分でご起床するとおっしゃったではないですか…｣

呆れ気味に話してくるのは私の執事松澤だ
確かに昨日自分で起きるって言ったような…でも！

｢確かに言ったかもしれないけど流石に起こしてくれてもいいじゃん…｣

なんて甘ったれたことを言ってみたが、しかし

｢なにをおっしゃってるのか松澤には解りかねます
夕桜様は先日、普通の生活が送りたいとおっしゃいました
ご起床なさる時もご自分でやるから起こさなくていいとおっしゃったではありませんか？それに…｣

｢も、もういいです。スミマセンでした！｣

これ以上お説経されてたら時間が…それに松澤はドSなのかとても意地悪でいつも長々とイヤミを言ってくる