...あれ?
私、寝ちゃったかな?
んー、と伸びをして、布団から顔を出した。
ああ、そうだった。
私はもう見えないんだ。
暗闇に、見えるはずのない手をかざし、ため息をつく。
辺りはとても静かだ。
お兄ちゃんもお母さんも帰ったのだろう。
今何時か知りたいけど、それさえ分からない。
あー、何やってんだろ私。
そういえば、相澤たちはどうしてるかな。
不良の付き合いだったとはいえ、一緒に遊んでたりしたのは事実だから、お見舞いくらい来てくれるだろうか。
そんなことを思いながら、私はなんとなく体を起こした。
~♪~♪
いきなり、どこかから音楽が聞こえてきた。
この歌は...私が大好きなユニット「Cherry's」のヒット曲、『My Best Friend』だ!
「My Best Friend♪キミだけが~♪」
つい、サビを口ずさんでしまった。
何でこの歌が流れているのだろうか。
...あ!そう言えば!
確か私、スマホの着信音に『My Best Friend』を設定してた!
つまり、誰かから着信がきたんだ。
音のする方に手を伸ばす。
サーっと撫でるように探していると、指先に硬いものが当たった。
これかな?
私はその硬いものを掴んだ。
形的に多分私のスマホだ。
しかし、スマホをみつけたのはいいものの、誰からの着信かも分からないし、たとえ分かっても通話ボタンが見えないからでられない。
そんなことを考えているうちに、『My Best Friend』は止まってしまった。
私は仕方なくスマホを横に置き、どうせすることもないので、横になり目を閉じた。
私、寝ちゃったかな?
んー、と伸びをして、布団から顔を出した。
ああ、そうだった。
私はもう見えないんだ。
暗闇に、見えるはずのない手をかざし、ため息をつく。
辺りはとても静かだ。
お兄ちゃんもお母さんも帰ったのだろう。
今何時か知りたいけど、それさえ分からない。
あー、何やってんだろ私。
そういえば、相澤たちはどうしてるかな。
不良の付き合いだったとはいえ、一緒に遊んでたりしたのは事実だから、お見舞いくらい来てくれるだろうか。
そんなことを思いながら、私はなんとなく体を起こした。
~♪~♪
いきなり、どこかから音楽が聞こえてきた。
この歌は...私が大好きなユニット「Cherry's」のヒット曲、『My Best Friend』だ!
「My Best Friend♪キミだけが~♪」
つい、サビを口ずさんでしまった。
何でこの歌が流れているのだろうか。
...あ!そう言えば!
確か私、スマホの着信音に『My Best Friend』を設定してた!
つまり、誰かから着信がきたんだ。
音のする方に手を伸ばす。
サーっと撫でるように探していると、指先に硬いものが当たった。
これかな?
私はその硬いものを掴んだ。
形的に多分私のスマホだ。
しかし、スマホをみつけたのはいいものの、誰からの着信かも分からないし、たとえ分かっても通話ボタンが見えないからでられない。
そんなことを考えているうちに、『My Best Friend』は止まってしまった。
私は仕方なくスマホを横に置き、どうせすることもないので、横になり目を閉じた。


