「あ、あの先生ですよね?実は今日一緒に来てる友達が喘息持ちで今朝、体調が悪かったみたいで、無理してるんです。いつ倒れるかわからなくて、お休みの時に申し訳ないんですけど、彼女を助けてください、あの子臆病なくせに、自分の体のことになると無理するんです。だから、お願い。お願いします」

「頭を上げて下さい、わかりました、僕でよかったら。そのお友達わ?どこに」

「すぐそこにいると思うんですけど」