私の一生をあなたに捧げます

病院にて

『相沢さーん、相沢香織さーん、1番の部屋にどうぞー』

『失礼します、、こんにちは榊先生』

『こんにちは、香織ちゃん、久しぶりだね、大っきくなったんじゃない?忘れずに来たね』

『放課後になるまで忘れてましたけどね、それに一年も経ったら成長くらいしますよ』(もちろん、忘れてたなんてうそ)

『そっかそっか、玲から聞いてると思うけど、こないだの校内の内科検診で引っかかったみたいだね、苦しいとかない?』

『はい、大丈夫です。普通に昨日も今日も学校行ってましたよ』

『そっか、じゃー、音聞くから服めくって。
……………………ん、いいよ、んー、正常とは言えないなー、でも、気づいてないんだよね?体育とか、激しい運動しなけりゃ問題ないよ。
でもちょっとでもおかしいと思ったらすぐ来てね』

『はい、ありがとうございました』