「すいません、私」
何故か謝って、離れようとするのを

「このままつかまって」
と言って姫抱きにした。この時は照れなんてもの何もなかった。ただただ香織ちゃんを助けたかった。まだ荷物を車に詰めてなかったから香織ちゃんを車に寝かせまとめてあった荷物を運んだ。車に戻れば香織ちゃんがぐっすり眠っている。可愛いと思ったのは無自覚だ