私の一生をあなたに捧げます

『あ、はい。………いっっっ』
起き上がろうとすると、胸の辺りに激痛が走る。

『香織ちゃん?どうした?どっか痛い?』

あ、やば、

『あ、いえ、あ、家に帰りたいなーなんて。』

『悪いけど、今日は入院してもらう。明日の朝、検査だから』

ため息も出ないよ、、、、