私の一生をあなたに捧げます


『はぁはぁはぁ、奈々おはよう』
助かったことに家から学校まではそこまで遠くないから少し走っても発作が起きることはない。『あ!バ『バカなのはわかったから』
何を言われるかなんてもうわかってるから先に言っておいた。
『あんた此の期に及んで、てか、こないだより息上がってるけど平気なの?』
『大丈夫だよ、ほらテスト始まっちゃう』