「素敵なご両親だね」

「うん…ちょっと恥ずかしいけど……」

「どうして?私はアリアのご両親みたいになりたいな」


どうして、仁は私の心をこんなに鷲掴みにするのか……


でも嬉しくて…そうなった私と仁を想像して、恥ずかしくて…俯きながら返事をした。



両親たちと分れ、仁と私はB.C.square Tokyoの中にあるラウンジに移動した。