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護さんと食事している間も私の頭の中は、さっき見た仁の事…。


やっぱり私は仁の事が好きなんだと思い知らされた。
自分の気持ちを再確認したのに…

実質上の失恋…。


「アリアちゃん…」

「あっ、はい!」

いけない‼また一人で考え込んでた!


「なんか、浮かない顔だけど……」

「いっ、いえ!すみません!仕事の事を考えていました」

「そっか……アリアちゃんは、カイルくんと兄弟?」

「あっ!そうです!双子なんです!」

「そうなんだね!アリアちゃんと初めて会ったとき似てると思ったんだよ。しかも名前、同じだし」

「小さい時はカイルも女の子みたいで、良くそっくりだって言われてました」

「兄弟って羨ましい。俺は一人っ子だから。友だちも…あっ!さっき、ビルで会った奴は小学校の頃からの友だちなんだ」


やっぱり仁と護さんは友だち…

しかも、小さな頃からの……