「鶴橋社長、紹介致します。うちの俳優の瀬尾 カイルとマネージャーの瀬尾です」

「よろしくお願いします」

「よろしく」


カイルと護さんが握手をしながら挨拶している。

私は時が止まった様にカイルの少し後ろに立ち、護さんの顔を見ていた。

カイルと話が終わったらしい護さんと目があった。

瞬間、ウィンクされた……


「また、会えたね」


その護さんの言葉で時間が動きだす。


「何?何?!知り合い?」


社長が興味津々だ……。


「えぇ、少しね」

「あっ、はい」


カイルが驚いている。
目がいつの間に!?って……


仕方ない……カイルには後から説明しよう…。