朝7:50

私、ルイと幼馴染のリンとキョウスケは家を出て、歩いて20分の学校へ向かう。



「おはよ、リン、キョウちゃん」

「おはよ〜ルイ〜」

「おす」

「リンまたキョウちゃんに起こしてもらったやろ?」

「だって起きれんくて…」


キョウちゃんは、凛のお兄ちゃんのような立ち位置。

リンはお母さんとお父さんが、よく家を空ける人でずっとキョウちゃんに甘えてる。

リンは誰にでも可愛がられる可愛い女の子だ。


そんなリンが昨日の放課後、キョウちゃんが好きだと言った。


多分付き合うのは時間の問題。


あたしはそう思う。