私は学校から帰ったらやっと智哉から開放された気がして、なんだか落ち着けた。
ベットで座って雑誌を読んでいるとインターホンが鳴った。
“石川ですけど!莉那いますか?”
佑斗だ。私には会わせる顔がない。
でも会って話をしたかった。
真実を知ったらきっと私のことを嫌いになるだろう。
でも私は本当のことを知ってもらいたかった。
私の本当の気持ち・・・。
私は佑斗が好きだから。