ここらで昔の私の話でもしよう。

昔の私は、今よりもっとずっと不器用で、自分の首を締めあげながら生きていました。

なにをやるにも無気力で、いつも焦燥感に駆られていて、
何にもおびえてた。

どうせできないし笑われる。
後ろ指をさされる。
ひそひそ聞こえるか聞こえないかくらいの声で。
きっと周りから私の周りを見る目はすごくおびえていて、おかしかったんだろうなー。