しばらく走り着いたのは想い出の公園

「あの、ごめんね学校サボらせちゃって」

「……別に」

「なんで泣いてたの?」

「……関係ない」

「っ……あるよ!」

「なんで?」

「陽ちゃんのことが好きだから」

「ほんとやめて」

「え?」

「私は悠真と離れたくないの、だからもうやめて!」

「?なんで離れるの?」

「悠真は1回付き合って別れたらと二度と口聞かないじゃん」

「……あ、うん。でも、」

「だから、だから嫌だ悠真とは付き合いたくない。悠真と一緒にいれないなんて嫌だ」(泣くなんてみっともない)

「陽ちゃん。違うんだ。」

「なにが?」

「俺ずっと陽ちゃんはなっちゃんの事が好きなんだと思ってた」

「は?」

「だいぶ前になっちゃんに好きって言ってるの聞いちゃって。それで、俺じゃ駄目なんだって思って心に穴が空いたみたいになって、他の人と付き合って気持ち埋めようとしても陽ちゃんが忘れられなくて」

「……」

「別れた後もその人に申し訳なくてしゃべれなくて」

「そー、だったんだ」

「うん。ごめん。ほんとにごめん!」

陽向は考えがまとまらず只々時間が過ぎるだけだった。