友達と何時間も中身のない話をする事は大好きだし、どこかに出かけるのも好き。
反対に、何もない日は家でゴロゴロしているのも好きだし、食べることも好き。

家では、恋愛漫画を読んで妄想したりしているけど。


…彼氏も「か」の字も、わたしの人生には浮上しない。

え?高校生になったら、自動的に彼氏ができるんじゃないの?

って完全に認識が甘かった。


唯一よく話す男子のハルとは、幼い頃からずっと一緒に居すぎて、わたしたちの関係は男友達も飛び越えて、家族みたいな感じだ。


ハルとカレカノになるなんて想像も出来ないけど、まずハルは「お付き合い」とかそういう事に一ミリの興味も無さそう。


髪が黒くて、瞳も黒いからといって、ハルの格好良さ(というか綺麗さ?)は隠し切れていない気がするけど、前髪長いし、学校では基本寝てるし、人見知りを発動して、女子には無口なので、皆ハルに興味がないご様子だ。


中学の時までは、そういうのもあったんだけどね。
だけど、ハル馬鹿みたいに鈍感だし、関係が全く発展しないので、女の子達は諦めて終わってた。