あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに

あ、そういえば......


「春野のお姉ちゃんって三日月なんだよね」

「そ〜だよ」

と春野は呑気に答える。


悠先輩.........。。
悠先輩にすればまったく関わりのない私。

でも、あげたい。
そう思う私がいた。

でもやっぱりそんなのは無理。
諦めなきゃ...


「三日月の誰かに渡したい人でもいるの~?」

相変わらず春野は呑気だ。

「うちのお姉ちゃんが知ってる人なら渡せるかもよ~」

春野はそう言う。


でも、春野のお姉ちゃんに迷惑かけられないし…渡すなら自分で渡したい。

「んや、大丈夫だよ」

「そー?なら、いいんだけど」

「うん、心配ありがと~」