...ぅ

ん......

...ぅ.........ゆー

んん......

...ぅ...ゆーぅ

ゆーぅ!!!

んん.....................??

んぇ?!

「起きたのね、良かった。
今日は学校どーするの??お休みする??」

なん...で??

ん、なんかすごい体がだるおも。。
しかもなんかすごい...暑い...。

夢杏は布団をはがそうとする。
それをママが制止する。

「なに、すんのよ。」

ママが私に何かを手渡す。
ん、これ、体温計??

「まず、はかりなさい。」

いつも、ちょーー穏やか過ぎる顔してるのに
今はかなり真剣な顔してそう言ってる。

まぁ、逆らう必要性もないから従うんだけど。

......ピピピ

『38.5』

まじか、風邪すか......。

ママが突然立ち上がり私の部屋のクローゼットを開け...

ちょっと!なんで勝手に開けるのよ!!

ニット...裏地あったかパンツ...マフラー

を、取り出して私に投げた。

ママ...雑。。
あなた、雑すぎ。。

でも、暖かいから許すわ。

「上にスカジャンでも着なさい。」

暖かさを重視しながらオシャレまで気にしてくれてありがとうお母さん。