あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに

それにしても好評みたいで良かった。


その後悠先輩が私のもとへ来た。


「なぁ、さっきのデザートって誰作ったの?」

「え、なんでですか??」



こ、これでまずかったからなんて言われたら...



「いや、めっちゃ美味かったからさぁ」

「ほ、本当ですか?!」

「おう。」


そんな...ゆ、悠先輩が私の手作り料理を褒めてくれた?!?!



「あ、ありがとうございます。」


嬉しすぎてかすれたような声しか出なかった。