「春馬、ありがとね
優の相手してくれて 」

「いや、いいよ。楽しかったし!笑」

外は、凍えるくらい寒かった。

言わなきゃ。
言ってあげなきゃ…。
親友として…。

「は、春馬…」

「んー?」

「大切にしてあげてね
真由ちゃんのこと…」

笑ってないだろうな、今の私。
引きつってるよ…。

「当たり前なぁー!
好きだからね」

すき、なんだね…。
そりゃ、そうか…。

「亜衣、じゃぁ、また明日な」

「うん」

春馬を送り終わって家に帰った