ピピピピッ ピピピピッ

「ん~、、うるさいなぁ」






私はちょっといらいらした手つきでアラームを止めると急いで制服に着替えた。




「6時か。ちょっと寝過ぎたかも。」





洗面所につくと、冷たい水で顔を洗う。春だけどまだちょっと寒いかな。

そのあとトリートメントをしてアイロンで髪を整える。






「寝癖は、、、ついてないかな。」





髪がセットし終わるとごはんを食べにリビングへ向かう。





リビングにつくと笑いながら言った。





「おにいちゃん、おじさん、おはよう」




「「おはよう」」






こうして、家族全員揃うのは珍しいな。正直嬉しい。






私は小さく手を合わせた



「お母さん、おはようございます」

返事はないけれど優しい笑顔でいつも笑ってくれる。





私の家はちょっと複雑で、今食卓にすわってるのはおにちゃんとおじさんって感じかな。

あと、そこでずっと笑ってくれてるお母さん。





私はすぐご飯を食べて、バックをもって家を出た。



「いってきます!」