《僕ずっと君に言えなかったんですが。ずっと君のコトすきでした。。。付き合ってくれますか?》





私もけいくんのこと、すきだよ。

ごめんね。私まだ付き合うとかわかんないの。

→ごめんね。私好きな人がいるの。






「ごめんね。けいくん。けいくんエンディングもみたいけど、私が見たいのは真人(マサト)くんだけなんだ。」





私はカチカチと、付き合わないのところに選択肢を合わせる。


前の付き合っていたのは、真面目な男の子だったけど、今は執事の真人くんにしか興味はあんまりない。





そこにカーソルを合わせると、すこし申し訳なくボタンをおした。






《そうですか、、、じゃあ》




少しばかり痛む胸をぎゅっとして、つぎへのボタンを押す。






「えっ、、!?」


いきなり、画面からダンッという音が聞こえた。






《なんてな?ここで諦める思ったのかよ》







あーーーーー。


ドSキャラだったの?






私パソコンを閉じるとため息をついた。






どうもドSキャラって好きじゃないんだよね。






上から目線だからかな。