カシスオレンジ



見つめられてる顔が熱い。
ドキドキが止まらない。

(うそ、でしょ)

年下なんて、って思ってたのに。
ありえないくらいうるさい心臓が、
光にも聞こえてしまいそうで。

「わ、私、先に広間に戻る!!」

慌ててソファーから立ち上がると、
光を置いて一目散に大広間へ走っていった。