その日は、健斗君たちはウチに帰った。

後日、私と健斗君は、逢う約束し、結婚式や、これからの将来について話し合った。

私達は健斗君の実家に住むことに決めた。

会社でも祝福してもらった。

福本さんはとても喜んでくれた。

たまに『生田』と呼ばれることがあり、私も思わず返事してしまう。

しばらくは『速水』姓になれなかった。

その度に、顔を見合わせて、「結婚したんだよなぁ〜!ごめん!間違えた」なんて話して。

1ヶ月くらいして、私は健斗君の実家に引っ越しした。

お義母さんはとても優しくて、娘のように私を大事にしてくれる。

お仏壇に毎日手を合わせ、咲斗さんに色々話しした。

料理や、家事なども少しずつ覚えた。

少し安定して、数カ月が経って、私達は挙式を挙げた。

ー1年後、ウチと健斗君の家族一同で、新婚旅行に行ってらっしゃいとプレゼントされ、私達は、ニューカレドニアに行くことになった。

仕事のことは考えずお互いにほんとに純粋な旅行を楽しんだ。

こうして二人で一緒に、また旅行したいね!と話して。

二人の時間を大切にした。

数年後には子宝に恵まれた。

男女の双子だった。名前は咲羅と陸斗にした。

私は育休を取り、少しの間アレクに乗るのも控えた。

家族で過ごす時間を大切にしながら幸せに暮らしています。




〜END〜