赤い糸~切れた糸の続き~

私達は顔を見合わせて笑いあった。

「ゴメンネ!隠してて」と私は言った。

「いえ、嬉しいです!」と健斗君は言った。

いつもならアレクにまたがり…と言うところなんだけど、今日は手を繋いで歩き始めた。

私達は笑顔のままで、お話しながら歩く。

たまにはこうやってのんびり歩くのも良いわね〜なんて話ながら。

時間がゆったり過ぎていく気がした。

しばらく歩いて、役所に届けを提出して…私達は晴れて夫婦となった。

同じ道のりを時間かけて帰った私達。

笑顔でおかえりなさいと迎えてくれた。

「お義母さん、今後のことはこれから2人で、話し合って色々決めていきたいと思いますので宜しくお願いします」と私は言って頭を下げた。

横で健斗君も頭を下げた。

ウチの家族と健斗君の家族はすっかり意気投合し仲良くなっていた。